少しだけ俺は考え事をしたかった・旅に出る事にした季節が夏だったので涼しい所に行きたかった



青森・・・



根拠は無いが東京から離れていたかった というか現実から逃げたかった。



遠くに遠くに・・・


ついた先の宿は古ぼけた民宿だった



玄関の女将が奥から出てきた



「遠くからいらっしゃったんですね」



「ゆっくりしていって下さい」