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「優衣っ!!遊ぼうぜ!!」



「遙…何して?」



「んー…競争!!」



「えー!!あたし、走るの苦手だもん。それに、遙速いから追いつかないよ…。」



「じゃあ、合わせるからさっ!!」



「…いい。あたしは見てるよ。」



「え…なんで?」



「好きだから。」



この時は、すでに優衣の事が好きで、優衣の“好き”に反応してしまった。