風に恋して





「は…遙!!」



「あー?」



「こ…これっ!!」



あたしは先輩から渡された紙を遙に渡した。



「…っ!!まじ、で…?」



「遙、すごいよっ!!」



少しはにかんだ表情を見せた遙。



「優衣の、おかげかな。」



「え…あたし!?」



「あぁ。俺の専属マネージャーやってくれた訳だし、な。」