風に恋して





互いの拳をくっつける。




俺達はもう、あの頃の弱かった俺達じゃないから。




苦しみも喜びも…全部知ってるから。



弱さの分、強くなったから。



「遙は1人じゃない。
俺達がついてるぜ!!」



陸斗の手には、俺が使っていたリストバンド。



「あぁ。桜の風、だもんな。」