風に恋して





ゆっくりと目を閉じる彩菜。



「ねぇ、彩菜!!あたしに光をちょうだいよ!!


笑顔を…見せてよぉっ!!」



うっすらと笑った彩菜は、最後に言った。




「…優、衣…は充分…光を、持って…る。


頑張って…。



優衣、ありがとう…。」






―――――ピーーー



聞きたくない音が耳に届いた。