「…先生、あたしはどこか悪いんですか?」 ふぅ…っと深呼吸をした先生はあたしの目を見つめた。 「優衣ちゃんは…以前、事故にあってるよね?」 事故…? あ…遙のかわりに飛び出して…。 「…後遺症はなかった…と診断されていた。 でも…頭に腫瘍があるんだ…。 取り除かないと死に至る場合もある。 手術も…成功率は50%…成功しても失明…あるいは耳が、聞こえなくなる可能性がある…。」 頭が真っ白になった。 ねぇ…あたし、どうしたらいいの?