風に恋して





不安に顔を歪めた時。



「先生、優衣は貧血じゃないんですか?」



遙はあたしの変わりに先生にたずねた。



「ごめんな、遙君はちょっと席を外してもらえるかい?」



遙はあたしをチラッと見た。



まるで大丈夫か?とでも言うように。