風に恋して





次の日、午後練習だった部活には参加することにした。



「優衣、平気なのかよ?」



グイッと顔を覗かせる遙。



「う、うん!!ただの疲れだよ!!」




今日はまだ頭痛もめまいも無い。



だから大丈夫だって…そう、決めつけてたんだ。