「遙君、ごめんなさいね? 優衣、まだ起きないのよ。」 優衣が…起きない? 時間は9時30分を過ぎようとしている。 いつもの優衣ならもう起きていていいはず。 なんだか胸騒ぎがした。 よくないことが起きる気がして仕方なかった。