風に恋して





「わぁっ…キレイ…っ」



高い場所からみる景色はキラキラと輝いて、まるで宝石箱みたいだった。




途中で、遙からの視線を感じた。



「な…何?」



向かいに座っている遙はニヤリと笑って、近づいて来た。