俺にとって走る事は



生き甲斐で、ただ…



ただ無心で風になれる事。





ただ走りたかった。



キミの見つめるグランドを。



誰よりも早く、キミのもとへ。




一瞬の、風になって──…





それが俺の、幸せだから。