風に恋して





「は…?

あいつ…なんで…?」




突然の遙の声に、パッと顔を上げた。




「え…陸、斗?病院にいるんじゃ…」




見つめる先には、赤信号を無視して車椅子を押す陸斗。



まさか…!!



「…優衣、俺行ってくる!!」