ガラガラガラ…
「失礼しました」

もう誰もいない廊下を私と愛奈は
ダッシュ!!!

「あちゃぁこれは遅刻だなぁ」

「だなぁ…あっすず危ない!」


ドンッ

「痛ったぁ泣」

「ごめん。大丈夫か…?」

「あっはい、大丈ぶ…」

えっ…目の前にいたのはきっと175はあるだろう身長に一度も染めた事はないだろうサラサラの黒髪。

簡単に言ってしまえば
爽やかイケメン
的な感じの男子生徒がいた。

「あれ?大丈夫?」
そういって手を差し出してきた

胸がドキドキする…
わかんないなにこの感情…

「はい、大丈夫です」

立たせてくれようと差し出された手に触れた瞬間

私の中の時が止まった気がした