1つ上のあなたへ

「はよー。」
「さっさとご飯食べてちょうだい‼」
「わぁったよ、母さん。」
「ちょっと、あんたその色のカーディガンありなの?!」
「姉貴の学校より校則ゆるいからな。」
「くそ~‼あたしもそこ行けばよかった。」
「桜ちゃん‼早く学校行きなさい‼もう7時よ!!!」
「へっ?!やば‼いってきます!!!」

俺はパンを口に入れた。
朝は毎日こんな感じに騒がしい。
父さんは早くに仕事に行って遅くに家に帰ってくるから、あんまり会わない。

「ごちそうさまでしたぁ。」

そう言って洗面所に向かって、
顔を洗い歯磨きをした。

髪の毛はワックスで軽くセットした。
俺の地毛は赤茶色でサラサラしている。

ついでに眼は茶色だ。
よって全体的に色素が薄い。