「お… おおおおおおおおおお」
『お』? ナニ?
震える『お』が、マリーとアンジェラのメダパニを解除する。
二人が同時に振り返ると『お』の発生源である少女は、顔を真っ赤にして両腕で自らの細い身体を抱いていた。
「おおおおお… 男??!!」
あー…
そう言えば、『全身くまなく』見られたンだヨネ?
女だと思ってたその相手が実は男だったら、そりゃビックリするヨネ?
その動揺っぷりを見れば、さっきのデリヘル嬢の真似事がどれだけの勇気を要したのかがよくわかる。
苦笑を漏らしたマリーが、取り成すように少女に声をかけた。
「安心しろ。
男か女かっつー以前に、アンジーは医者だから。」
「そ… そうだ!
産婦人科医の前じゃ、妊婦も股を開くだろ?!」
あら? まだ混乱中?
マリーは冷ややかな視線をアンジェラに送った。
「オメェ…
まさか、そんなコトまで?」
「??!!
ちっが─────う!!
モノの例えだぁぁぁぁぁ!!」



