「そか。
じゃ、ココにいろ。」
「ハイ!」
わずかに目元を和ませたマリーに、少女は力強く頷いた。
そしてマリーの前に跪き、彼のベルトに小さな手を掛ける。
ゴクリと生唾を飲み込んで、頬を紅潮させて…
「ナニヤッテンノ?」
外されそうなベルトを手で押さえながら、マリーは埴輪顔で少女を見下ろした。
「買われたコの仕事デス!」
マリーを振り仰いだ少女の瞳は未知の世界への恐怖と、それを乗り越えようとする覚悟に満ちていた。
「だ… 大丈夫デス!
父が家に呼んだ女の人がしてたコトを、押入れの襖の隙間から覗き見したことがあるンデス。
経験はないケド…
任せてクダサイ!! キリッ」
ナンジャソリャ─────??!!
ソコ、ドヤ顔するトコじゃねぇだろ─────!!
てか、ナニ覗いちゃってンの?!
ナニ無駄に大人の階段登っちゃってンの?!
オヤジも!!
ガキがいる家に、デリヘル呼んでンじゃねぇぇぇぇぇ!!
って、きゃぁぁぁぁぁ??!!
いつの間にかチャックが下ろされてるぅぅぅぅぅ??!!



