悪魔のように笑うマリー。
捕らえられた子兎のように震えるアンジェラ。

イジメは続くよ、ドコまでも…

その上菜々まで、イジメっコに乗っかっちゃった?!


「だ… 大丈夫デス!
ナニを聞いても、アンジェラさんは家族デスヨ?!
たとえ、ヘンタイでもオトメでも!!!」


「だよなぁぁぁ?
よく聞け、アンジーは」


「や──め──て───??!!」


やめるワケねーじゃん。
こんなおもしれぇコト。

泣きそうな顔で腕に縋りつくアンジェラを、マリーが邪険に振り払う。

心から楽しそうに笑って。

ってこの人、筋金入りの鬼畜デスYO!


「アンジーは団地妻フェチで、団地妻フェチ増大工作員だ。」


「ナニソレぇぇぇぇぇ??!!」


「ナニって…
俺へのプレゼントっての、見たンだよ。」


「え‥‥‥」


プレゼント?
マリーへの?

デスクの中… の…?

話の流れが読めてきたアンジェラは大量の汗をかきはじめた。