『さぁ…
そんなにウマくいかねーンじゃねぇカナ?』
「ん? どゆコト?」
『ニーサン、殺し屋はそのコのコト、どー思ってンスか?』
「へ?」
『へ?じゃねーよ。
殺し屋は少女が好きなの?』
「‥‥‥‥‥」
『…
ソコで考え込んでどーする。
最重要事項だろが。』
「…
重要か?」
『ニーサン、ほんとに作家なの?
登場人物が勝手に動き出す、とか言っちゃうタイプなの?』
「…
なんか… スンマセン。」
『…急に猛省されても。
情緒不安定か。
とにかくソコをハッキリさせなきゃ、話は進まねぇンじゃないっスかね。』
「…そー思う?」
『思う。
保護者的愛情なら、少女を手放す決断に落ち着くでショ。
親なら娘にはフツーの幸せを望むだろうし。
でも、男としての愛情だったら‥‥‥
簡単にはいきマセンよネー?』



