『あはは、ヤだなー。
だって、王道じゃないっスか。
レ○ンみたいな？』
「あー… レオ○‥‥‥
ん？
ソレだと殺し屋死亡じゃね？」
『良かったっスよネ、あのラスト。
命を賭けて少女を守りきって、息絶える…』
「いやいや。
殺し屋、殺すなって。」
『その辺はニーサンのさじ加減でショ。
でもまぁ、なんらかのカタチで殺し屋が姿を消して、少女を表の世界に戻すってのがセオリーなんでしょーね。』
「…
…
…
デスヨネー。」
『ぅぇえ?!
どーしたンスか、ニーサン?!
一気に枯れちゃいマシタYO！』
「‥‥‥気ニスンナ‥‥‥」
『気にするわ。
ほら、呑んで。潤って。』
ﾄｸﾄｸｯ
ｺｸｺｸｯ
「ふぅぅ…
で？ なんだっけ？」
『…知らんがな。
殺し屋のエンディングだろ？』
「おぅ、ソレソレ。
やっぱ殺し屋、消えるべき？」
