bloody mary


「普段は吸わねぇよ?
仕事の後ダケ、ちょっとな。」


「線香代わりなんだってさ。」


目元を和ませて言ったマリーの言葉を、アンジェラが補足した。

ナゼか彼までも部屋に入り込み菜々と二人でマリーを挟むように隣に腰を下ろしている。

ナンダ?コレ。

いつもは閑散とした部屋なのに今日は人口密度が高すぎる。


「線香…
マリーさんって、信心深いンですね。」


ハイ?
信心深いヤツが、殺し屋なんてやるかよ。


「あはは。
マリーに限ってソレはナイ。
コイツが信心深かったら、俺は神父になれちゃうゾ。」


いやいや、ソレもナイ。

てか、おまえらドッカ行け。
仕事させろ。

マリーが解散を宣言しようと口を開きかけた瞬間…


「わかったぁぁぁ!
マリー、アンタ、オバケが怖ェンだろ!」


両手を打ち鳴らしたアンジェラが勝ち誇ったように叫んだ。


「「は?」」


その着地点はどーなの?