部屋に駆け込むと生徒手帳を手に取った。




それからまた走って幹部部屋に戻った。





「ハァ、ハァ……確か、ここ、に書いてあった、ハズ………。」





かなり全力疾走したから、息切れしてしまって、言葉が途切れ途切れしかでてこない。





あ、
あった。






「えっと、生年月日1997年12月25日。」








おおう、あたしって12月25日生まれなのか。



知らなかった、と言うよりも“忘れてた”と言った方が正しいかな。