「うるせぇ。静かにしろ。」 眉間に皺を寄せ、不機嫌になりがちなこの男。 「だって、寒いんだもん。」 まったく理由にならないことを発言するあたしを睨みつけてくる。 「ハックションっ!やべ、さみぃ。」 そりゃあ、そうでしょ。 今あなたの格好じゃ寒いに決まってる。 だって、竜の格好は半袖半ズボンなんだから。 「セーター着なよ。」 タンスに入ってるでしょ、と言って幹部部屋にあるタンスを漁る。 「はい。着て。」 タンスから出したセーターを差し出すと押し返された。