「良いの?あたし、despairの北神棟磨の……」




“女”って言いたくない。

あんな奴の女だなんて……
真実だけど、認めたく無いし、早くその関係を終わらしたい。




「てめぇは人質だ。俺等の言うことを聞いとけば良いんだよ。」




声のする方を振り向けば、赤塚竜達三人が居た。





「でも………」







「拒否権なんか、ねぇから。さっさと入れ。」