「ねぇ、竜。これは一体………。」



竜の後ろに跨がったものの、一体何が始まるのか分からず、思い切って聞いてみた。



「あー、お前のた………「秘密なんだよねー。」



竜の言葉を遮ったのは春馬。



「え、秘密なの?」


「うん。そのうち分かるから。」



すごい気になる……。



あたしが考えを巡らせてる間に竜が春馬に頭を殴られていることに気づかなかった。