~for ever~『君と歩く道』






『ホントに私は彼のことが、好きなのかなぁ』

こんなことを考えながら、満員電車に揺られていた。

そんな時だった。

なんか、足をなでられてるよぅな、、、

!!!

やっぱりっ
痴漢初めてだよ、、、
た、たすけて、、、


パシン



『いってぇーな‼何をするんだよっ‼
チッ』

酔っ払いは舌打ちをした後、足早と逃げてしまった。



助けてくれた人にお礼を言おうと思って顔をあげると、、、






ま、まさかっ‼
私の好き⁈な人が立ってるっ⁈



彼はニッコリ笑って私を見ていた。
やっぱり優しい顔をしていて、、

釘付けになってしまった、、、
やっぱり、、、私、、、彼のことが、、
好きになったんだ。

いけないいけない!

お礼を言わないとっ