ガタンゴトンガタンゴトン



《み、瑞希大丈夫⁇》



今は、2人で電車の中、、、
満員で話すのもやっと、、、



《瑞希⁇》


顔が青いような、、、大丈夫かなぁ⁇


『ハァハァハァ……ゴホゴホッ』

『み、みずき⁉
次の駅で降りよっ‼ねっ⁈大丈夫だよっ』


『ゲホゲホッ……ハァハァ…』


あ、ドアが開いたっ‼


『瑞希こっち‼』


ー扉が閉まりますー



私はなんとか瑞希を連れ出すことに成功した。


『瑞希⁇どおしたの⁉』


私が背中をなでてあげる。


『うーうー、、ゲホ、うー、、、ハァハァ、、、』



『ゆっくりで良いよっ』



瑞希が苦しそうにしてるとわたしまで苦しくなる。

瑞希、、、、、







30分すると瑞希も落ち着き、手話をできるようになった。



《心配掛けてごめん。むせただけだから、、、》





嘘に決まってんじゃん。
私には言えないことあるんだ、、、

私は見逃さなかったよ。
一瞬悲しい顔したの、、、

『あれっ、、、おかしいな、、、』


暖かいものがほっぺをぬらす、、、



瑞希は、事情がわかっていないのか不思議な顔をした後私の涙を拭いてくれた、






わかんない。わかんないよぉ、、、

あなたはどんなことがあったの⁇


胸のモヤモヤと突き刺さる何かを感じながら瑞希と歩いて帰った。















今日知ったことがある。
瑞希には、隠し事があること。