暖かな春風が心地よく吹き、桜が満開の今日。

私は新しい生活を始めようとしている。




『由紀っ‼』





『ごめんっ待った⁉』

『へーきだよー』

『良かったー』

『じゃ、大学に行こっか!』

『うん、』


晴れて第一志望校に合格した私と由紀
は大学の入学式に向かっている最中であった。