愛の協奏曲




宇宙人はやはり宇宙人だった


学校からここまで軽く見ても駅と駅も間ぐらいはあるだろう


そんな距離をポケットに手を突っ込んだまま走り抜き、それでも全くハーハーしなかった




自慢ではないけど競走で負けたことは蛍以外いなかった



「あり得ないハーハーッ〜」



「ありがとう宇宙人にとって最高な言葉だよ」