暖かいような優しいような 蛍のすべてが心の奥底に染み渡る 「約束してくれる?」 「……………ぅん……」 ポタっ 潮のにおい…… 泣いてる?こんな年にもなって……… 「ほら泣かないで?唯は一番なんだから きっと他の一番はここで泣いたりなんかしない。 その涙は大事な時にとっとくもんなんだ」 「………だって蛍がっ ……そうだね…そうする………」 「あと、最後に一つだけ」