そんなある日、蛍と暇にしていたら一本の電話が舞い込んで来た
芽依からだった
「もしもし?唯?蛍?明日暇?」
「ねぇ、蛍
明日なんかある?」
「多賀先生が風邪でレッスンが中止になったからなんもないよ」
「ふ〜ん暇だけどどうして?」
「明日プール行かない?丁度グランドホテルのプール券ゲットしたの‼」
「いいよ」
「何時に」
「集合するの?」
「あんた達あんま声変わんないからそうやって喋らないで。混乱するから
朝の10時でどう?あ、パパも一緒だけどいい?」
「OKK」
「大人がいないと」
「入れないもんね」
「芽依も」
「体調」
「崩さないように」
「「してね」」
「もう‼うっとおしいわね‼切るわよ‼」
「「じゃあね〜」」

