赤外線センサーもそこまで手間はかからなかった なにせ、しつこいけど宇宙人と一緒だから 見えてるのかよくわかんないけどポケットに手を突っ込んであくびをしながらだるそうに向こう側まで進み、どこからかノートパソコンを出し、物凄い早さで解除した 「やっと辿り着いたね〜」 「………………」 「どうしたの?嬉しくないの?」 「ちょっとこっち来て」 「うん?なに?」