「俺と部活作らない?」

「…え?」

私の机の前に立っているのは
月岡悠斗、
帰宅部。
相馬右京の親友。(たぶん)
相馬くんには劣るが、かなりかっこいい。



それ以上の情報は手もとに無かった。
なんせ、高校に入学してから3ヶ月しか経っていない。
超絶な人気を集める相馬くんの情報は嫌でも入って来るが、他はまだ話したことすらない人だって沢山いる。

その一人が今目の前に居る彼だった。