2人の王子様〜非常階段と教室〜

「じゃあ、次は学校のシーンいこうか」


学校?


「なんか、壁どんらしいよ……」

「え……どちらにされるんですか?」

「俺。」

風斗さん……?


マジっすか


似合うね、壁どん。


すごくやってそう


「いくよ~はいよ~いアクション!」






『なぁ、なにしてんの?』

『え、なにって勉強……』

『手、マメできてんじゃん、気張りすぎじゃね?』


『いいじゃん、今のうちに勉強しとかないと』

『お前の手、もう繋げないじゃん笑』

『え、いいよ?繋がなくて』

『あ?』


ドンッ


うわ、壁どんきたー!

『今の冗談なんだけど……本気にすんなよ』

『え……?』


顔、近っ!


『俺、こんなことしてたらなにすっかわかんないからいこうぜ。』

『あ、はい……』

『なんで敬語?』

わっ!

頭ポンポン……



やばい、カッコいい



「はい、カット~いいよ~」