小さな弾丸の様なものとは、察しの通り飛鳥だった。


門番と小競り合い

居ても立っても居られず屯所に押しいる

懐かしい二人を発見

つい突進←今ココ!



「あ、飛鳥?大きくなったね」
「近藤さんそうじゃない!飛鳥!何でいんだよ!?」


彼女は道場に置いてきた筈…


焦り、困惑する男二人に飛鳥はとどめの一言を放つ。



「寂しかったし、僕も皆と戦いたいから来ちゃった!」


にっこり。

可愛らしい満面の笑みもおまけについていた。



ったく、このお転婆娘が…


土方は内心、ため息を吐いたがやはり可愛い妹分と久しぶりに対面し、怒る気も失せてしまった。


近藤も驚きはしたが、可愛いので許す。

ここは故郷ではないが、

「「久しぶり、飛鳥。おかえり」」
「ただいま!」


再開の挨拶を交わした三人だった。