「亜砂、近藤さんからのお願いなんだけど、島原に潜入して来てくんない?」



「いくら近藤さんでもしばくよホント」



いつの間にかいた総司がこめかみをピクピクさせながら言う。


亜砂も突然の事にポカーンと口を開けている。


「ちょ、ゴメン総司君!許して!こればっかはどうしようもないの!」

「僕の可愛い亜砂を不潔な男共の群れに突っ込めって言うんですか⁉」

「だーいじょぶだって!山崎!山崎つけるから!お願い座布団構えないで!!それ使い方ちがうから!!!」





〜五分経過〜



今だ鼻息の荒い総司と近藤。

しかし近藤の方は涙目+滝の様な冷や汗がオプションについている。


因みに先程の騒ぎを収めたのは土方と亜砂だ。

暴れる総司を亜砂に抑えさせ、パニック状態となった近藤を土方が落ち着かせる。見事な連携プレーだった。