「え?宴?」
入隊した翌日の昼下がり。
廊下で偶然出会った土方に今日は宴だ、と告げられた飛鳥は、目をぱっちりと開いている。
「お前の歓迎会を近藤さんがやると言って聞かなくてな」
ボリボリと頭を書きながら、そう告げると飛鳥の顔がパッと華やぐ。
にぱっと笑った飛鳥に、一瞬見とれた土方だが誤魔化すため、準備しとけよ、と
ぶっきらぼうにいいながら背中を向けた。
「ありがと!」
背後から聞こえた言葉に土方の頬が赤くなったのは言うまでもない。
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