ハピバ【短編】

『じゃーね~サチ』


『バイバーイ』


美容室に予約してるらしい詩織と絹子は、いつもより足早に帰って行った



そんな二人を見送った後、クラスメートに混ざりながら、あたしも教室を出た。もちろんげた箱ぢゃなく、図書室に向かう



絹子の言ってたことをずっと考えたけど、あたしには何も分かんない



少し怖いけど、先輩に直接聞いてみよう!


そう思い図書室のドアを開けたけど、いつもの席に今日も先輩の姿はなかった…




『薩摩先輩今日も先輩来てないんですか?』

『ぁー…山本くんちょっと用事があるみたいで、当分来れないみたいなのよ…』


『えーっ!!そうなんですか』



先輩…来ないのか…

『じゃあ…あたし帰りますね』


薩摩先輩にペコッと頭を下げて、ドアを開けようとしたときドアが勝手に開いた






『あれぇ~サチちゃんじゃん』