あれから一年…
私は病院生活を送っている
毎日毎日泣きそうになる位針を打たれて
逃げ出したい
「どう?病院生活は?」
『まま…辛い』
「…っ」
ままは泣いていた
私はその姿を黙って見ていた
その夜…
「りゅっ…!龍!」
『えっ?』
慌てて私の病室に飛び込んできた。
「あれ?」
『?』
「間違っちゃった」
『龍サンなら隣の病室ですが…』
「わりぃ!後でまた礼させてもらう」
『あっはい』
この時私はもう中学校2年だった
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