「おう、まあ、がんばるけど」 成り行きで仕方なく参加した朔はやっぱり面倒くさそうだ。 「あー、あっちい。 そうだ、潤、夏休みの練習は一緒に行こうぜ」 小学校のときからの友人ともあって、 家は遠くなかった。 「あ、そうだな。 んじゃ、寝てたら起こしてくれよ」 「おい、さっきまでがんばろーぜって言ってたのお前だろー? 起こしてほしいのは俺のほうだって」 朔がふざけて言った。 そして翌々週から、夏休みと同時に練習が始まった。