結構、男子も女子もフレンドリーなクラスで私はすぐ馴染めた。


昼休みは、クラスのほとんどの人が
私に学校を案内してくれた。

ちょっと恥ずかしかったけど、

加奈子ちゃんが一生懸命案内してくれて
、かわいーなーっていったら頭をパコっと叩かれた。

結構、たのしそーなクラスで私の不安は一気に消えた。


今は帰りのホームルーム中だ。

「七瀬ー、七瀬ー、七瀬ー!!!」

「えっ!あっ、はい?」

「お前、体育祭実行委員なー!」

「はぁ?なんで?」

私はめんどくさいのが嫌いで
タメ語で返してしまった。

「なんでですか、だろー?まっいいやー交流を深めるためにだなぁー、うん、とりあえずやれ!」

私は絶対やりたくなかったので、
焦って

「えーと、私放課後は『遊ぶ』という、交流を深めるもので忙しいのでーアハハー」

と意味不明の事を言ってしまった。

その瞬間爆笑が起きた。

「はい、体育祭実行委員は七瀬ということで!男子でやりたいヤツいるか?」

男子は5人くらいあげた。

やる気ある人多っ!!

なんで、そんなやりたいのか、わからん…