私は無事に学校に着き
チャラ男にお礼を言って、
職員室に行った。
「失礼しまーす…」
言った瞬間に、ほとんどの先生がこっちを向いた。
「えっと、今日から、2Cに転校、した」
「あっ!もしかして、七瀬結愛さん?」
「あ、はい!」
「よろしく、俺は担任の笹木な!」
私の担任は、二十代後半の明るそうな先生だった。
「よろしくお願いします。」
「おー、みんなうるさいが優しいヤツらだから、すぐ溶け込めると思うから安心しろ~。」
「はい!」
それを聞いた私は少しホッとした。
「それじゃ行こーか。」
という先生の後をついていった。