アラサー女子

美津穂は握りしめたものを見て、再び泣いた。

「もうこれ以上、待てない。一緒になろう」

「はい」

美津穂は、涙を堪えながら、返事をしてくれた。


「あー疲れた」

俺は美津穂の胸にそのまま倒れこんだ。