数分すると賢人が眠りについた




私はそっと病室をでた




[奈津子どうだった?]




いつものみうが私を待っていてくれた




[みう…]



(辛いはずなのに…精一杯こらえて…)




私はとても苦しかった…




[どうしたの?]




笑顔でみうが微笑む




そして涙がだんだんたまっていた




[ねぇ…どうしたの?…]




みうが涙をこらえながら微笑む





私はなにも答えれなかった…