「…くっそ!」 マサと美和は、どこへ行った。 屋上から見渡すと、1つの教室にマサと美和が入ってくるのが見えた。 丁度、入れ違いになったか… あの教室はどこだったか。 と、確認していると、 マサが美和に抱き付くシーンを見てしまった。 「……アイツ!!」 もう、俺の怒りは頂点に達した。 多分、アイツ等がいた教室は空き教室だ。 今は誰も使っていない。 だからこそ、危険だ…。