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「あ、舞ー!」
『愛花じゃん!制服超似合ってる!』
「ありがとー!舞も似合ってるよ♪」
『ありがと!あ、けーちゃんもいるじゃん。』
「舞、愛花久しぶり♪」
『けーちゃん久しぶり♪相変わらずスタイル良いねー。羨ましいよー(泣)』
「何言ってるの!舞だってスタイル良いじゃん!私なんてまた太ったし。」
中学の友達の松下けいちゃんことけーちゃんと、佐藤愛花ちゃんこと愛花。
愛花とは小学生の頃から仲がよくてけーちゃんは中学で部活が一緒だったんだぁ。
「舞、クラス見てきたら?」
あ、お母さん。
『わかったー。愛花とけーちゃんはもう見た?』
「まだだよー?皆で見に行こ!」
『けーちゃんは背高いから後ろでも見えるじゃん。いーなぁ。』
私は背は低くはないけど、けーちゃんや愛花みたく高くもない。
「こんなに身長いらないよ?舞くらいがちょうど良いって。」
けーちゃんはいつもそう言う。

