きりんとくまの不器用な恋



自分の周りに
男の人がいる


それが怖かった。


ただただ恐怖だった。



一歩家の外へ出ると

当たり前だけど、
男の人は沢山いる。


それが耐えられなかった。

自分の1m以内に
近寄られることなんて
絶対無理だった。

歩道を歩いていて
前から男の人が歩いてきたら
車道にはみ出してでも
間隔をとっていた。

エレベーターは
必ず一人で乗った。
急に男の人が入ってきたら
私は階段でのぼった。


学校でも極力端を歩く。
必要最低限しか離さない。