それから帰りの会。我らの担任は話がまた一段と長かった。他のクラスはもう終わっているのに、あたしたちのクラスだけ終わるのが遅い。

「柚琴~一緒に帰ろう?」
「うん!帰ろ!」
帰るなんて言っても、校門出てすぐ別れることになる。
駅とあたしの団地とは反対方面だから。

「超疲れたあ!」
あたしたちは昇降口の階段を4段飛ばしで下った。

他学年は部活のため、下校している人はほとんどいなかった。そのうえあの担任だから仕方ないけど、あたしたちのクラスは置いてけぼり。