それからあたしたちは暇なときは公園に行ってた。ほとんどが夜。それ以外は鶴木はあまり携帯をみていないようだった。暇暇とか言っときながら、結局友達も多いし、遊び呆けているんだろうな……
やっぱりあいつはあたしにとってそんな近い存在ではないんだ。

あいつにはもっと親しい女子もいるだろうし、もしかして彼女候補だっているかもしれない。彼女という言葉に胸が痛む。やっぱりあたし、いつの間にか……

携帯が鳴ると、あいつじゃないかって期待しちゃって、違うとガッカリしたりそうだと嬉しかったり。
会いたくて公園に行くんだし、話したいし、知りたいし、これは恋愛感情なの?