「眩し~ねみ~」
「眠いなら普通こんなとこまで来ないし!」
「だって暇だし、…君に会いたかったとゆうか〜…あははは」

冗談ぽく照れる仕草をする隣の鶴木に軽くキュンとくる。何、なんでそんなこと言うのいつもいつも。あたしだったら絶対言わない。会いたかっただなんて、口が裂けても絶対に………

「…会いたかったらあたしいつでも出てきてあげてもいいよ?」
「え~どうしよっかなー?」

うわ、素直じゃない言い方をしてしまった。あーぁ、あたしこんなんだからいつも誤解招いて損ばっかする。