夏祭りから3日経ったけど、ゆるくメールのやりとりをしてるあたしたち。鶴木とのメールは意外と続く。今までと違って常に鶴木が近くにいる感じがした。メールをするってそうなるんだよね、そんなこと今まででもとっくにわかってたけど…。

鶴木と夏祭りを過ごしたことは、まだ夢中にいるみたいだった。あまりにも、非現実的すぎて、あまりにも、展開が早すぎて…。

3日後の今日、あたしは朝っぱらから眠い身体をベッドから起こし、同時にメイクをしてジャージのまま家を出た。朝っぱらと言ってももう11時か……。
夏休み特に充実してるわけでもないあたしは暇だったし、寝ることくらいしかなかった。